よぼしょぼ「新作電子書籍」案内


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最新の作品
『流行尻取り子供文句の世界』改訂版

『流行尻取り子供文句の世界』、28.5MB。定價\3,850.-(未課税定價\3,500.-)

  東川吉嗣 著。尻取り唄は幕末から明治にかけて大流行し、中でも「流行志里とり子供もんく」といふ題の尻取り歌は江戸東京を中心にとりわけ廣く長く流行し、その歌詞の斷片は今も唄ひ繼がれてゐる。本書ではその代表的な刷り物、六枚一式の歌詞繪を解讀した物である。中には「でんでん太鼓」や「坊んやはいい子だ寝んねしな」など、現代の常識から考へても、明らかに子供世界の言葉も含まれてはゐるが、中には「品川女郎衆は十匁」とか「酒と肴で六百出しや氣儘」は、とても子供の世界の言葉とは思へないものである。併し、それは幕末から明治の時代の生活が現代の我らの常識と大きく異なり、それに伴ひ、生活用具や、娯樂も異なるため言葉の意味する實物が身近に無いことによる。また、「筒袖の衣裳」などは、洋服の普及で、當り前になり、「筒袖」とか「筒つぽう」といふ言葉が遣はれなくなつたことで、かへつて我々には縁遠い言葉となつてゐることもある。それやこれやで意味不明の歌詞を一つづつ解讀したのが本書である。併はせて、言葉遊びに關聯して幾つかの事柄を考へてみた。

  改訂版では、「下谷上野は山かつら」、「宗者の住むのは芭蕉庵」、「ままよ三度笠横ちよにかぶり」、「坂は照る照る鈴鹿は曇る」、「信濃の國の善光寺」、「もんそうするのが惣五郎」、「ごろうに羅紗の筒つぽう」の説明を増補した。   


『私の名張言葉』

『私の名張言葉』、182KB。定價\3,300.-(未課税定價\3,000.-)

  本書は筆者、東川吉嗣が昭和二、三十年代に三重縣の名張で使つたり耳にした言葉を思ひ出しながら紹介するもので、平成十四年十二月朔日から網際通信の網上頁『いがのくにふるさとはなし 伊賀國』に「言葉の思ひ出」として紹介してきた記事などをもとに纏めたものである。
  筆者は昭和二十一年に三重縣名賀郡箕曲村夏見に生れ、この土地は後に名張市夏見となつたが、後に高等學校を卒業して名張から離れるまで夏見の大川沿ひの街道筋に育つた。筆者の言語世界を造りあげてゐる基礎部分に幼い自分を育てあげた名張言葉が占めてゐることは確かではあるが、名張を離れてからの國語生活のはうが時間的には壓倒的に長く、自分で文章を書き、あるいは他人{ひと}の文章を扱ふ職業生活が長かつたことから筆者の國語生活の中に占める名張言葉の量的比重は今や、極く小さなものとなつてゐる。ここに紹介する「名張言葉」は一般の所謂「方言集」といふよりも、筆者自身の言語體驗の中から幼い頃の思ひ出を集めたものである。
  併はせて、名張言葉に關聯して、「伊賀のヘへ」、「遊び歌や口ずさみ」、「人の名と家の名」、「「言ふ」を「ユウ」と言ふこと」、および「伊賀國中知山村地誌取調書の方言報告」について考へを掲載。   


既刊電子作品
『三重工業學校外史_第一集』 (e3304a)(令和三年三月十五日、新規追加しました。)

ワードファイル
合計ファイル一件、12.4MB

\4,510.-(未課税定價・四千百圓)

  三重工業學校の正史を補ふ意味で、幾つかの項目に就いて、私的に調査してまとめたもの。@M3201三重工業學校の校歌、 AM3202三重工業學校の校章とその意味、 BM3203西松二郎先生の人間ヘ育、 CM3204正史と外史、 DM3205芳菲山人西松二郎文献案内、 EM3206芳菲山人と達磨、 FM3207芳菲山人と正岡子規、 GM3208寄宿舎嚶鳴寮、 HM3209化學科のある學校、 IM3301鳥居忱の作曲活動



朗讀・至孝自然生『親孝行の留松』 (e-3217)
htmlファイル、合計4ファイル、29.5MB、定價\880.-(未課税定價\800.-)

  『至孝自然生』の東川吉嗣による現代文を黒田隆子が讀み上げ。所要。六十五分間。

現代語譯・至孝自然生『親孝行の留松』 (e-3217a) (令和三年三月十三日、新規追加しました。)
ワードファイル、393KB、定價\660.-(未課税定價\600.-)



まぐはひの花咲く『愛の卍巴』 (e-3216)

ワードファイル
合計ファイル一件、644KB

税抜き定價・八百圓

  主人公、北山美保はふとしたことで舊友に処女を與へてしまひ、ふさぎ込んでしまふ。それを知つた父母や姉から、「本當の遘合ひ」をヘへられ、「性愛の巡禮」が始まる。父母の舊友を軸に縁者繋がりで愛の花を咲かせて行く。非常にまじめな愛の物語でもある。   東京と信州を舞臺に、新しい形の愛の輪が絡み合ふ卍巴の花園を篤と御堪能あれ。


『紀伊國名座送り文書を讀む』 (e-3215)

ワードファイル
合計ファイル一件、997KB

税抜き定價・八百圓

  本書の原本は、天保四年七月の、差出人と宛先を書いた文書三通と、午正月の日付がある「村極」一通である。
  文書の内容は紀伊國海士郡西庄村山本善右衞門の實子清助は幼い頃に同國名草郡有本村嘉右衞門の養子となつてゐたが、有本村で名座を相續するに當り、宮座の權利が必要となり、その求めにより西庄村の木本八幡宮は、山本善右衞門は由緒正しい家柄で當社の名座に間違ひ無いとの證明を有本村の名座衆へ出してゐる。それにより、清助はめでたく有本村の名座を相續出來たので、西庄村の山本家に對しては、その恩義により、清助の代では勿論、子孫代々、山本家に何があつても、氏神や菩提寺への冥加金なども忘れませんと誓つてゐる。名座送り文書のうち「西庄村の木本八幡宮の證明書」一通は冩し、「誓紙」二通は下書きと見られる。「村極」は農作業手傳ひの日當を定めたもので、有本村の定めと見られる。これらの文書では、「名座」と「宮座」を書き分けてゐるが、具體的な違ひなどは判らない。「村極」には、「脇座」といふ語もある。
  文書ごとの原書畫像、翻刻、解讀、現代文を掲載した。


『伊賀國鵜匠文書を讀む』 (e-3001)

pdfファイルほか
合計ファイル一式、合計5件、17.3MB

税抜き定價・壹萬圓

  この電子書籍は、伊賀國名張郡夏見村の深山文書のうち、鵜匠に關した文書の全ておよび、深山家の藤堂藩における家格を示す「御供無足人任命證」および、「先祖書き」を解讀したもの。鵜匠達の權利擴大や、直ぐ下流域を支配した名張藤堂家との微妙な關係、鵜匠株恢復願ひ、他村の漁師との關係など、興味深い。
  文書ごとの原書畫像、翻刻、解讀、現代文を掲載した。


『芳菲山人の一年十二月狂歌・改訂版』 (e-3004)
東川吉嗣・著

pdfファイル
1.62MB

税抜き定價・千五百圓

  我が國最初期の地質學者で、東京大學助教授、東京高等師範教授、三重工業學校校長などを歴任し、諧謔百出の狂歌師として知られてゐた、芳菲山人西松二郎の代表的狂歌を紹介し、正岡子規、杉浦重剛、鳥居忱などとの關係も解説。今囘、舊版の内容を全面的に改訂し、同時にファイル形式を變更した。ワードファイル版を御希望の際は、その旨、ご注文下さい。


『雜司个谷鬼子母神の力石・改訂版』 (e-3003)
 
pdfファイル
合計2.2MB


いづれも、税抜き定價・四百六十三圓

  東京都の雜司个谷鬼子母神の境内にある力石を紹介。併はせて、力石に就いての基礎知識、石に籠もる靈力に就いて紹介。ファイル形式を「pdf」に變更しました。ワードファイル版を御希望の際は、その旨、ご注文下さい。


『桃色乙女』(電子版) (e-2403a)
 
坊垣河原雲陳・著
pdfファイル
合計286KB


税抜き定價・七百圓

  伊賀の名張にある百地團地にあるヒミツのブルセラ趣味の會でのエロエロなお話。ファイル形式を「pdf」に變更しました。ワードファイル版を御希望の際は、その旨、ご注文下さい。


『定吉むかし語り・鐵道第一聨隊冩眞集・電子版』 (e-2919) 
docワードファイル、79.2MB

税抜き定價・壹万圓

  この電子書籍は、故東川定吉が昭和九、十年に千葉の鐵道第一聨隊で兵役訓練を受けた時の記念冩眞帳の冩眞を紹介するものである。
  鐵道第一聨隊での冩眞は特製の在營記念冩眞帳に貼り込んであり、同じ中隊の集合冩眞、同僚の肖像冩眞のほかに、軍隊内の賣店「酒保」で買ひ求めたと思はれる記念冩眞が多くを占めてゐる。それらは鐵道隊の訓練風景や、習志野にあつた他種の軍隊に關する物もあり、今は無い帝國陸軍の歴史的資料として貴重であり、將來の散逸や滅失を恐れて、電子データとして刊行するものである。また、昭和九、十年前後の時期の個人的な冩眞、歸郷の際に名古屋見物をした際の觀光冩眞も貼り込んであるほか、數は少ないが、支那事變從軍中の冩眞も混じつてゐる。それらのうち、支那事變關聯の冩眞は、別途、改めて電子データとして紹介する豫定である。また、冩眞帳には無いが、在營中に實家などへ出した第一聨隊の繪端書の冩眞も含めた。
  冩眞帳には練兵場の中の荒木山の荒木大尉の銅像冩眞がある。この銅像も、臺座も今は無いが、定吉は、臺座の複雜な石組みを圖面にして殘してゐるので、この圖面も掲載した。また、陸軍の徴兵制度や鐵道隊の概要についても、今は歴史の中に忘却されつつあるので、冩眞の理解の助けになる事項を簡單に纏めてある。


『伊賀津姫序章・みとのまぐはひ』(電子版)  (e-2910)
電子化古書籍
ワードファイル
392KB

税抜き定價・壹千圓

  この小説は伊賀國南部に散在する國津神社、その下流域の坊垣にある一宮神社、これらにゐます二柱の神を伊賀の國創りの神、伊賀津姫尊と伊賀津彦尊とみて、夢の中を散策する。この序章では、「くにのとこたち」とは、「たみくさ」とは、國は如何にして創られたかなど、時空を超えて祖國の始まりを實見する夢物語。以後、第一章、第二章と、讀者とともに夢は膨らむ。
  また、既刊、伊賀津姫外傳『桃色乙女』(電子版)も併はせてお樂しみ下さい。


『同窓會活動の原理』(電子版) (e-2404)
東川吉嗣・著
B6判横、八十八ページ、讀み取り專用ワードファイル
合計ファイル一式、合計766KB

税抜き定價・千五百圓

  學校の同窓會の目的、運營原理など、筆者の經驗を基に、基本事項の考へ方を、具體例を擧げて紹介。


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この網上葉の履歴
○令和五年八月十七日、『流行尻取り子供文句の世界』改訂版を掲載。
○令和五年六月三十日、再編輯。
○令和五年六月二十九日、『私の名張言葉』『流行尻取り子供文句の世界』を掲載。
○令和三年三月十五日、『三重工業學校外史_第一集』の案内を掲載。
○令和三年三月十三日、現代語譯・至孝自然生『親孝行の留松』の案内を追記。
○令和二年十一月十一日、朗讀・至孝自然生『親孝行の留松』を掲載。
○令和二年十一月十日、『愛の卍巴』を掲載。
○令和二年十一月九日、『紀伊國名座送り文書を讀む』を掲載。
○令和二年十一月八日、アマゾンのキンドル版の案内を掲載。古書籍の解讀書の紹介を削除。
○令和二年正月四日、誤字訂正。

さらに以前の履歴は「よぼしょぼ「電子書籍」案内の歩み」を御覧下さい。

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