えいへいりょうちゅうしんき
永平寺編輯『永平寮中清規』(e3701)電子書籍・ワードファイル(A5判、69ページ)、35.3MB。定價\5,500.-(未課税定價\5,000.-)
パブファン紙書籍(A5判、70ページ)。定價\3,740.-(未課税定價\3,400.-)
本書は題箋に「永平 寮中清規 龜鏡文 參同契 寶鏡三昧」とある小冊子を電子データとして、「ワードファイル」の形で複製したものである。
電子化の元になつた原本は、外形が天地丈は百七十九粍(五寸九分)、左右幅は百二十二粍(四寸)。本文二十六丁で巻末の奧書には「明和九年壬辰九月 京師書林 風月庄左衞門」とある。
表紙は藍鼠色、白糸による四つ目綴ぢ。前後表紙、共に擦れ痛み多く、前表紙の内側に沁み跡あり。
電子化に當り、綴を解いて、掃除をした段階で、全ての丁の表と裏をスキャナーで電子畫像にした。四つ目綴ぢを解いて表紙を外すと本文丁には二箇所に本文丁を綴ぢた跡の穴があつたので、四つ目綴じ等は舊藏者が綴ぢ直したものと見なせる。
巻頭の第一丁は「吉祥山永平寺衆寮箴規」と題して、丁の版心には「寮中箴規」とあり、丁番號が一から十七まで打たれてゐるが、第九丁は、「寶治三年正月日記」、そして「吉祥山永平寺衆寮箴規終」と終へてゐて、第十丁は、「對大已五夏闍梨法」と題して、第十七丁まで、第一から第六十二まで箇条書きがあり、第十七丁は、「于時日本寛元甲辰年三月廿一日」、「在越州吉峰精舎示衆」で終へてゐる。
續く丁は「龜鏡文」、「慈覺大師◇公述」で始まり、版心には「龜鏡文」とあり、丁番號が一から六丁まで打たれてゐて、第六丁は「此文依百丈清規出焉」で終へてゐる。
續く丁は「參同契」で、版心には「參同契」とあるが、丁番號は「七」で、更に續く二丁は「寶鏡三昧」で、版心には「寶鏡三昧」とあるが、丁番號は「八」及び「九」で、最終丁は、「寶鏡三昧」で終へて、奧書として、「明和九年壬辰九月 京師書林 風月庄左衞門」とある。
アマゾンで紙書籍の『永平寮中清規』は、税込み定價¥3,740.-
アマゾンで紙書籍の『永平寮中清規(彩色版)』は、税込み定價¥4,400.-
パブファンのエクス(X)での『永平寮中清規』の紹介
パブファンのエクス(X)での『永平寮中清規(彩色版)』の紹介