『農家調寶記初編』（e3410A）
『農家調寶記嗣篇』（e3410B）
『農家調寶記續編』（e3410C）

のうかちようほうき　しょへん・しへん・ぞくへん

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　初編巻頭の目録には次の項目が揚げられてゐるが、最後の「鎌倉時代訴状三箇」は本文には無し。
和漢、農を重んずること
蠶養道、輕からざること
農家、穀神のこと
國、郡を定められしこと
坂東の唱へ、關東八州のこと
人家一里{ひとさと}、道路一里{いちり}のこと
麦年貢を納めし始りのこと
大歩{だいぶ}、小歩{しょうぶ}檢地のこと
知行高何貫文といふこと
石といふ字を「こく」に用うること
井田のこと
永文の起りのこと
鐚錢ならびに金一分、百疋といふこと
暦は耕作のため作り給ひしこと
暦にて夜の時を知るべきこと
農家、年中蒔き仕付、時節のこと
石盛{こくもり}、斗代{とだい}、分米のこと
七五起りのこと
當合{あたりごう}見やうのこと
畝引のこと
取米{とりまい}見やうのこと
高免毛附免のこと
盛の用を辨{わきま}ふべきこと
口米、延米、込米のこと
升の籾、何合を知ること
田畑六分違ひと云ふこと
流作場浮き役のこと
定免破免のこと
諸役夫錢割のこと
位付けのこと
堤普請諸入り用積{つくも}り
穀類文字のこと
農家筆道、心掛けのこと
證文類五箇（田方定免請け證文、用水御普請村請負證文、畑川欠につき御年貢御免請け證文、博奕御制禁連印請け證文。田畑質入金子請證文）
願書類五箇（出水押し御年貢引け願ひ、夫食{ぶじき}拝借納め年延べ願書、村内神社祭禮願ひ、高札場新規普請願ひ、御林下草永納御免願ひ）
注進御屆け書類五箇（百姓出奔御屆け、狼藉者取り押さへお屆け、村内行倒れ者お屆け、荒れ地立帰りお屆け、穂に穂を重ね目出度き注進書面）

『農家調寶記嗣篇』（e3410B）　　未課税定價4,000圓（適宜、消費税が掛かります。）
　　B5判、99ページ、ワードファイル、92.6MB

嗣篇の目録
三族九族と云ふ事
伯叔の字、父方母方の差別ならぬ事
親類の事
遠類の事、并に縁者
繼父嫡母の事
氏神生土神の事
八宗十宗諸宗門の傳來
日の吉凶を撰む心得の事
夜半を昨今の堺とする事
略日時計、并に潮汐の満引き
土地田畑に附きたる農家の用字
醫師へ遣はす容躰書き用字
諸證文一札の案文
　町場店請状
　町場地受け状
　家質證文并に家守請状取替はす一札
　聟嫁送り落着一札
　離縁状
　口論扱ひ取替はせ證文
日用相場早割品々
　金一兩の錢にて銀一匁を知る
　二朱の錢にて銀一匁を知る
　錢の相場探し
　反物の尺づけ
　反物割
　米小賣御藏相場割
　米錢の相場
　米相場銀割永割の心得
　利足早算
　京間田舎間割
金銀重さ釣合、并に秤目

『農家調寶記續編』（e3410C）　　未課税定價3,500圓（適宜、消費税が掛かります。）
　　B5判、99ページ、ワードファイル、90.8MB

續編の目録
民は國のもと
婚姻の式、品々
結納目録、書きやう
　帯代目録、認め方、折り方
　夫婦盃の仕方
　熨斗の包み方
　相生相剋の心得
指頭に卅品の性を操る
指頭に十二運の操りやう
指頭に毎年星の吉凶を操る
土用十八十九の説
年中日の出没、晝夜長短
潮汐の盈虚、月の出入り再談
暦に出さる日取
來年、閏の有無
農家用字
書状手紙の心得品々
　主人親へ文通
　伯叔父兄重き他人へ文通
　同輩へ文通
　弟、少し目下へ文通
　子、下輩へ文通
日用相場割品々
　十兩に何十俵替の米相場割
　御藏代納早算
　金石の見やう
　かめいざんの八算見一
　曲尺の三四五開平圖
　曲尺にて米相場錢相場の見やう
　曲尺にて八算除乗しやう
　内見一除乗しやう
　曲尺にて罫引きのしやう
　曲尺無き時、四角を歪み無く裁つやう
　十五兩一分より五十兩一分まで毎月の利
勘のこと
位付け品々
八算惣まくり

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