『少嵒賦草』（e3308）
しょうがんふそう
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原本電子化 『少嵒賦草』（e3308）ワードファイル、161 MB、定價\3,080.-（未課税定價 二千八百圓）
この電子書籍は、表紙に「川呉楠鑑定 箋注 少嵒賦草 上海錦章圖書局發行」とある上下二冊の刊本の表紙を含む全てのページを畫像データとして電子書籍にしたものである。
『少嵒賦草』は辛亥革命以前の舊支那での國家公務員採用試験であつた、科擧の受驗參考書の一つで、清朝末期、「賦」といふ形式の韻文の參考書である。著者の夏思沺は自ら科擧受驗の準備中、二十六歳の時に本書を執筆して好評を得たとのこと。それは清朝の道光四年、令和前百九十五年のことで、二百六十八年續いた清朝が辛亥革命（明治四十四年）で滅びるまで約三分の二を經た頃である。
書名の『少嵒賦草』の「少嵒」は著者夏思沺の號で、「嵒（品の下に山）」は「巖」と同じ音と意味。「賦草」の「草」は、簡略な手紙文の最後に書く「草々」と同樣の、「簡略な、正式論文でない」などの意味である。『少嵒賦草』とその流布刊本に就いては、南臺科技大學副ﾍ授の王淑宸ｳんの論文「晩清《少嵒賦草》版本、流傳與在臺運用」（『國文學報 第六十五期』臺北：國立臺灣師範大學國文學系、二〇一九年、第２２５〜２６４頁）が詳しく、網際通信にて公表されてゐる。
本書電子化に用ゐた原本は、扉の裏に、「民國廿二年三月印」とあり、外形、天地百八十七ミリメートル、左右百三十二ミリで、一箇所を針金綴ぢして表紙を貼付けてあり、上下二冊を紙縒で綴ぢてあつた。紙質は劣化して惡く、經年による日焼け、くすみ、汚れ、使用傷みがあり、保存状態は惡い。本文への書込みは無いが下巻の後表紙には、讀めない横書の署名のやうなものがある。本文には綴ぢの喉元で讀みにくい箇所があるので、綴を解いて、各頁を電子畫像とした。
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落 孤 杏 縷 落 破 雙 燕 續 楓 落 白 細 蘆 秋 柳 春 白 杏 杏 花 鷹 花 屋 花 屋 鶴 子 集 落 葉 菊 雨 花 柳 絮 柳 桃 花 花 賦 賦 村 梅 無 數 賦 樓 呉 賦 賦 菊 賦 賦 賦 賦 花 時 春 賦 花 言 間 賦 江 花 賦 節 雨 賦 賦 賦 賦 天 在 江 賦 江 南 南 賦 賦
菊 野 春 射 鶴 九 南 晩 花 烟 水 雕 立 日 浦 烟 賦 賦 緑 賦 鶏 登 送 賦 波 群 高 別 賦 賦 賦 賦
王淑宸ｳんの論文 「晩清《少嵒賦草》版本、流傳與在臺運用」令和五年六月二十日、接續確認。