よぼしょぼ電子化古書籍

『因幡小僧初之段』(e3219)
『因幡小僧初之段・解讀篇』(e3301)


いなばこぞうはじめのだん


◎『因幡小僧初之段』(e3219)は、明治十九年、笹川藏書などとある筆冩本、合計二十一丁を電子データとしてワード文書にしたもので、『因幡小僧初之段・解讀篇』(e3301)はその縮小畫像を添へて、文字起し、讀み、意味などを示したものである。
  内容は講談の聽き書きで、調子の良い咄口調。物語は、因幡國の武家の惣領息子、齋藤天一郎が不思議な魔術を修得し、素行が惡いので、兩親兄弟から「七世の勘當」をされ、江戸へ出て盗賊の頭となり、捕り方の追求を受けるが、自{みづか}ら因幡小僧と名乘り、魔術を使ひ、水の上を「足音高く」悠々と迯げ去り、「來いと言ふとて、往かりょか佐渡へ。佐渡は四十五里、波の道。サテハ、これより駕籠舁きの段。ヤンレヱー」と終へてゐる。小僧の衣装の描冩や、腰の刀の拵へなど、詳しく述べてゐる。物語の内容は難しいものでは無いので、書き本解讀の初級讀本としては、扱ひ易い。

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『因幡小僧初之段』(e3219)  \2,200.-(未課税定價・貳千圓)
  ワードファイル、33MB

『因幡小僧初之段・解讀篇』(e3301)   \3,300.-(未課税定價・參千圓)
  ワードファイル、44MB


  前表紙裏は無地ですが、そのまま、畫像データになつてゐます。
  内容の例を縮小畫面で示します。



  解讀篇ページの例を示します。

  解讀篇見本ページを見る。


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○令和三年三月十五日、掲載。

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